ロシアのヴラジミール・プーチン大統領は、国防省での拡大会合でシリアでの軍事作戦について言及し、先月末にロシア軍戦闘機を撃墜したトルコに暗に警告を発する一方、シリア軍と連携する「自由シリア軍」を支援していることを明らかにした。
プーチン大統領は「我が軍に何らかの煽動を再び行おうとする者に警告したい。既に我々は(シリア国内の)空軍基地およびロシア軍将兵の安全保障に関する追加措置を採択した。それは新たな航空部隊および地対空システムで強化されている…。航空隊のあらゆる行動は戦闘機の援護のもとでなされている。この上なく厳格に行動するよう命じる。ロシアの航空部隊または我々の地上インフラにとって脅威となるあらゆる標的は即時殲滅される」と述べた。
プーチン大統領はまた「正規軍(シリア軍)だけでなく、5,000人以上からなる自由シリア軍の諸部隊がヒムス県、ハマー県、アレッポ県、ラッカ県でテロリストに対して攻撃を行っている…。また我々は、シリア軍だけでなく彼ら(自由シリア軍)を支援し、彼らに武器、弾薬、物資を供与している」と述べた。
AFP(12月11日付)などが伝えた。
AFP, December 11, 2015、AP, December 11, 2015、ARA News, December 11, 2015、Champress, December 11, 2015、al-Hayat, December 12, 2015、Iraqi News, December 11, 2015、Kull-na Shuraka’, December 11, 2015、al-Mada Press, December 11, 2015、Naharnet, December 11, 2015、NNA, December 11, 2015、Reuters, December 11, 2015、SANA, December 11, 2015、UPI, December 11, 2015などをもとに作成。
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