ハサカ県では、ARA News(12月16日付)によると、西クルディスタン移行期民政局アサーイシュがカーミシュリー市でシリア軍兵士、治安部隊隊員、および国防隊隊員21人を逮捕した。
アサーイシュ総司令部が出した声明によると、この措置は、ダマスカス国際空港およびカーミシュリー空港で、「独裁的なシリア政府」が徴兵を口実に西クルディスタン移行期民政局の住民に対して行った「行き過ぎた行為」に対処するものだという。
同声明によると、15日晩には、内務省総合情報部の隊員1人がカーミシュリー市内で「ロージュ・アーヴァー・トラフィック」(アサーイシュのパトロール隊)車輌に発砲、これを受け、アサーイシュが総合情報部隊員1人を含む10人を同日中に逮捕したという。
これに対して16日、国防隊が「ロージュ・アーヴァー・トラフィック」隊員2人を報復として拘束するとともに、ワフダ通りでアサーイシュの「ロージュ・アーヴァー・トラフィック」を要撃、これに対してアサーイシュが応戦し、国防隊員11人を逮捕したという。
AFP, December 16, 2015、AP, December 16, 2015、ARA News, December 16, 2015、Champress, December 16, 2015、al-Hayat, December 17, 2015、Iraqi News, December 16, 2015、Kull-na Shuraka’, December 16, 2015、al-Mada Press, December 16, 2015、Naharnet, December 16, 2015、NNA, December 16, 2015、Reuters, December 16, 2015、SANA, December 16, 2015、UPI, December 16, 2015などをもとに作成。
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