民主的変革諸勢力国民調整委員会(広報局)は声明を出し、サウジアラビアの首都リヤドでの最高交渉委員会(シリア政府との交渉にあたる反体制派の統一代表団人選のための委員会)の会合(17~18日)に関して、「調整委員会の方針に明らかに反し…シリアの危機の政治的解決の実現に資さない」と批判した。
声明のなかで、調整委員会は、「最高交渉委員会は…(リヤドでのシリア反体制派の合同会合に)主要な反体制派が参加しなかった…ことを受けた調整委員会の留保の姿勢を考慮していない」としたうえで、最高交渉委員会が「調整委員会と同盟関係にある(西クルディスタン移行期民政局の)人民防衛隊をテロ組織に分類した」と批判し、人民防衛隊に関して「自由シリア軍の諸派とともに、ダーイシュ(イスラーム国)などともっとも厳しく、そして真摯に戦う組織」と反論した。
そのうえで、「合同会合の声明の精神は、シリアの危機の政治的解決を望む者の意思を表現していない」として、それを拒否すると表明した。
AFP, December 23, 2015、AP, December 23, 2015、ARA News, December 23, 2015、Champress, December 23, 2015、al-Hayat, December 24, 2015、Iraqi News, December 23, 2015、Kull-na Shuraka’, December 23, 2015、al-Mada Press, December 23, 2015、Naharnet, December 23, 2015、NNA, December 23, 2015、Reuters, December 23, 2015、SANA, December 23, 2015、UPI, December 23, 2015などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…