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シリア軍・武装部隊総司令部は声明を出し、武装テロ集団が休戦違反を続けている、と発表した。
声明によると、反体制武装勢力は、ダマスカス郊外県カラムーン山地一帯、アルトゥーズ町、ジャブアディーン町、ハラスター市、シャブアー町、ダイル・アティーヤ市、ヒムス県タッルカラフ市、ハマー県ガーブ地方、アレッポ県アレッポ市旧市街、イドリブ県ハーミディーヤ市、マアッラ市、ハーリム市、サルキーン市、アッラーニー村、ダイル・ザウル県ブーカマール市などで検問所襲撃、即席爆弾爆破、砲撃などを行った。
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ダイル・ザウル県では、SANA(10月28日付)によると、ダイル・ザウル市の複数カ所で軍・治安部隊が反体制武装勢力の攻撃に対して応戦し、アル=カーイダの戦闘員ら多数を殺害した。
一方、シリア人権監視団によると、反体制武装勢力がシャームの民のヌスラ戦線と共闘し、ダイル・ザウル市内で軍・治安部隊と交戦した。
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ダマスカス郊外県では、シリア人権監視団によると、27日晩から28日にかけて、スバイナ町、ムウダミーヤト・シャーム市などに対して軍が空爆を行った。
またハジャル・アスワド市で軍・治安部隊と反体制武装勢力が交戦した。
このほか、アイン・タルマー村の検問所を反体制武装勢力が襲撃し、軍・治安部隊の兵士4人を殺害した。
複数の活動家によると、ザマルカー町、アルバイン市、ハラスター市などで大きな爆発があり、ハラスター市ではライフラインが一時不通になったほか、ドゥーマー市郊外で反体制武装勢力が軍の検問所を襲撃した、という。
一方、SANA(10月28日付)によると、ザマルカー町で軍・治安部隊が反体制武装勢力の攻撃に対して応戦し、複数の戦闘員を殺害した。
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アレッポ県では、SANA(10月28日付)によると、ハーン・アサル村で軍・治安部隊が反体制武装勢力の攻撃に対して応戦し、外国人戦闘員を含む複数の戦闘員を殺害した。
クルディーヤ・ニュース(10月28日付)は、自由シリア軍北の嵐旅団がアフリーン市の民主統一党の検問所を制圧した、と報じた。
一方、シリア人権監視団によると、アレッポ市スライマーン・ハラビー地区で、砲撃により1人が死亡した。
またアレッポ市マイダーン地区、ハナーヌー地区などで軍・治安部隊と反体制武装勢力が交戦した。
アクス・サイル(10月29日付)は、反体制武装勢力筋の話として、空軍情報部アレッポ支部長のズハイル・ビータール大佐が自由シリア軍に狙撃され、死亡したと報じた。
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イドリブ県では、シリア人権監視団によると、反体制武装勢力がシャームの民のヌスラ戦線とともに、ワーディー・ダイフ軍基地への攻撃を継続した。
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シリア人権擁護連盟は声明を出し、2011年6月に逮捕されたハーリド・サアド女史が獄中での拷問が原因で死亡した、と発表した。
シリア外務在外居住者省のジハード・マクディスィー報道官は、イード・アル=アドハーの休戦の反体制武装勢力による停戦違反への抗議文を国連安保理に提出した、と述べた。
シャームの民のヌスラ戦線は声明を出し、ダマスカス県ダッフ・シューク地区での爆破テロ(26日)を含む一連の爆破テロへの関与を否定し、「大多数の人々は爆破を行ったのが政府だと考えている」と政権の自作自演だと非難した。
また同声明において、戦線は「停戦を拒否することは、必ずしもイード中に作戦を実行することを意味しないし、作戦を実行しないことも意味しない」と付言した。
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シリア人権監視団は、28日の戦闘で114人が死亡、うち47人が民間人、36人が軍・治安部隊兵士、31人が反体制武装勢力戦闘員だったと発表した。
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自由シリア軍のサラーフッディーン・アイユービー大隊は声明を出し、自由シリア軍と民主統一党の関係が良好だと述べ、アレッポ市アシュラフィーヤ地区をめぐり両者が対立しているとの見方を否定し、自由シリア軍内の対立を暴露した。
この声明は、自由シリア軍副司令官を名のるマーリク・クルディーのクルディーヤ・ニュース(10月27日付)への反論として発表され、クルディーの発言が民主統一党の良好な関係を築いている大隊をイデオロギー的に貶めようとするものだと批判した。
アレッポ県アアザーズ市で拉致されたレバノン人記者のフィダー・イーターニーの映像がユーチューブ(10月28日付)にアップされた。
同映像によると、イーターニーは自由シリア軍「アーザーズ北の嵐旅団」によって拉致され、自宅軟禁状態にある、という。
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NNA(10月28日付)は、北部県アッカール郡タッル・アンダ村住民が、シリア当局による村人の身柄拘束に抗議して、国際幹線道路を封鎖した、と報じた。
道路封鎖は軍の介入によって強制排除された。
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AFP(10月28日付)は、北部県ミンヤ郡ミンヤ市で、シリアの反体制武装勢力に武器を密輸していたマルワーン・カッサーブの武器製造工場が爆発し、カッサーブが死亡した、と報じた。
ロシア議会下院(国家会議)国際問題委員会アレクセイ・プシコフ委員長はRT(10月28日付)に対して、「ロシア・中国と「シリアの友」を名のる国々が、紛争の一方の当事者のみを支援するだけでは解決し得ないことを認識することだ…。ロシア・中国は欧米諸国よりもこの立場に近い…。シリア政府と戦う反体制組織への資金・武器支援を通じて問題解決は不可能だということを皆が理解しなければならない…。反体制勢力は大統領を退陣させる力を持っておらず、アサド大統領も反体制武装勢力を殲滅するに充分な力を持たない…。それゆえ事態は暗礁に乗り上げている。我々は対話を始められる両当事者の代表を作り出さねばならない」と述べた。
AFP, October 28, 2012、Akhbar al-Sharq, October 28, 2012、‘Aks al-Sayr, October 29, 2012、al-Hayat, October 29, 2012、Kull-na Shuraka’, October 28, 2012, October 29, 2012、al-Kurdiya
News, October 28, 2012, October 29, 2012、Naharnet, October 28, 2012、NNA,
October 28, 2012、Reuters, October 28, 2012、SANA, October 28, 2012などをもとに作成。
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イドリブ県では、テレグラムの「…
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