トルコで活動するシリア・イスラーム評議会は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などからなる反体制武装集団との戦闘の末にアレッポ県アフリーン市郊外のタナブ村、カシュタアール村、シャワーリガ村、マーリキーヤ村を制圧したことを非難、「外国勢力の支援のもとシリア分割の計画を実行しようとしている」と断じた。
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「シャーム・イルムの民シューラー評議会」は声明を出し、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が「シリアのジハード主義革命武装勢力に宣戦を布告した」と非難し、「アッラーとその使徒、その信者に対する裏切り者で…、宗教とウンマの敵の手先」と指弾、「彼らと戦い、ウンマに彼らの計略を警告し、彼らへの参加や関与を阻止し、彼らに改悛させ、自らとそのウンマに不正をはたらくこの勢力の解体をもたらさねばならない」と主張した。
「シャーム・イルムの民シューラー評議会」は、アブー・アッバース・シャーミー氏、アブー・バスィール・サルトゥースィー氏といった宗教関係者28人らの連名で、これまでにもダーイシュ(イスラーム国)を「欺瞞に満ちたハワーリジュ派」と断じる声明を発表している。
AFP, January 4, 2016、AP, January 4, 2016、ARA News, January 4, 2016、Champress, January 4, 2016、al-Hayat, January 5, 2016、Iraqi News, January 4, 2016、Kull-na Shuraka’, January 4, 2016、al-Mada Press, January 4, 2016、Naharnet, January 4, 2016、NNA, January 4, 2016、Reuters, January 4, 2016、SANA, January 4, 2016、UPI, January 4, 2016などをもとに作成。
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