トルコのイスタンブールで活動するシリア革命反体制勢力国民連立は声明を出し、サウジアラビアによるイランとの国交断絶に歓迎の意を表した。
シリア革命反体制勢力国民連立は声明のなかで、イランが「シーア派武装集団を支援し、中東地域の安定を揺るがし、シリアに宗派対立をもたらそうとしている」と非難、サウジアラビアがイランとの外交関係を断絶したことを支持すると表明、「すべてのアラブ・イスラーム諸国に同様の措置を講じ、シリア、イラク、イエメンでのイランの犯罪、そしてサウジアラビアや湾岸諸国へのイランの内政干渉に対抗」するよう呼びかけた。
シリア革命反体制勢力国民連立は、イランが「自国民への抑圧…、数千人の反体制派の処刑、諸外国への内政干渉、人道に対する罪、アサド政権およびロシアの占領に与し、40万人ものシリア人の抹殺、1,300万人以上の難民化」をもたらしたと非難した。
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アレッポ県、イドリブ県、ラタキア県で活動する反体制武装集団26組織も共同声明を出し、サウジアラビアによるイランとの国交断絶に関して「イランが世界に輸出するテロに対抗する真摯な措置」と評し、支持を表明した。
共同声明を出したのは、北部師団、第13師団、ザーウィヤ山の鷹旅団、第16歩兵師団、スルターン・ムラード師団、第1沿岸師団、アサーラ・ワ・タンミヤ戦線、中部師団、「命じられるがまま進め」連合、サラーフッディーン師団、ナスル軍、第2沿岸師団、シャーム革命家大隊、タウヒード軍、アルバイーン大隊、シャーム戦線、イスラーム覚醒大隊、アンサール・シャーム大隊、ヒムス解放運動、ヤルムーク軍、第312師団、第10沿岸師団、第24歩兵師団、イスラーム軍、第1特殊任務師団、ヌールッディーン・ザンキー運動。
AFP, January 4, 2016、AP, January 4, 2016、ARA News, January 4, 2016、Champress, January 4, 2016、al-Hayat, January 5, 2016、Iraqi News, January 4, 2016、Kull-na Shuraka’, January 4, 2016、al-Mada Press, January 4, 2016、Naharnet, January 4, 2016、NNA, January 4, 2016、Reuters, January 4, 2016、SANA, January 4, 2016、UPI, January 4, 2016などをもとに作成。
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