イランのアブドゥッレザー・ラフマーニー・ファズリー内務大臣がシリアの首都ダマスカスを訪問し、ムハンマド・イブラーヒーム・シャッアール内務大臣と会談した。
AFP(1月11日付)によると、ファズリー内務大臣は会談後の記者会見で「我々は(シリアに)直接支援はしていない。つまり、我々は(シリアでの)軍事作戦に直接介入していない…。我々が行っているのは、装備、教練面での支援であり、シリア政府の監督のもとにシリアの若者や国民に経験を伝えることで、彼らが独立と自由を守れるようにしようとしている」と述べた。
ファズリー内務大臣はまた「我々はシリアとイラクで、顧問として支援を行っている…。必要であれば我々は訓練を施すこともあり得る」としたうえで、「シリア政府が…テロと戦うシリア軍への支援を我々に要請したので、我々はレジスタンス、シリア政府、そしてアサド大統領を支援している」と付言した。
AFP, January 11, 2016、AP, January 11, 2016、ARA News, January 11, 2016、Champress, January 11, 2016、al-Hayat, January 12, 2016、Iraqi News, January 11, 2016、Kull-na Shuraka’, January 11, 2016、al-Mada Press, January 11, 2016、Naharnet, January 11, 2016、NNA, January 11, 2016、Reuters, January 11, 2016、SANA, January 11, 2016、UPI, January 11, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ロシア当事者和解調整センターの…