ヒムス市で連続自爆テロが発生し、ダーイシュ(イスラーム国)が犯行声明を発表(2016年1月26日)

ヒムス県では、シリア人権監視団、SANA(1月26日付)によると、ヒムス市ザフラー地区のスィッティーン通りで連続自爆テロが発生し、シリア軍兵士・国防隊隊員15人、女性7人を含む29人(SANAによると22人)が死亡した。

同監視団によると、最初の爆発は爆弾を積んだ車による自爆、2回目の爆発は自爆ベルトによる自爆で、1回目の自爆犯は現場に車を停車させ、ヒムス県知事などを罵倒、兵士・国防隊隊員、住民が集まったのを見計らって自爆、その後2回目の自爆犯がしばらくして同じ現場で自爆ベルトを爆破させたという。

ARA News, January 26, 2016

この連続自爆テロに関して、ダーイシュ(イスラーム国)ヒムス州はインターネットを通じて「治安作戦」を実行したと発表、犯行を認めた。

ARA News, January 26, 2016

 

AFP, January 26, 2016、AP, January 26, 2016、ARA News, January 26, 2016、Champress, January 26, 2016、al-Hayat, January 27, 2016、Iraqi News, January 26, 2016、Kull-na Shuraka’, January 26, 2016、al-Mada Press, January 26, 2016、Naharnet, January 26, 2016、NNA, January 26, 2016、Reuters, January 26, 2016、SANA, January 26, 2016、UPI, January 26, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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