アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)がアレッポ市東部のクワイリス航空基地、発電所一帯でシリア軍と交戦した。
また、ARA News(1月29日付)によると、ロシア軍戦闘機がバーブ市を空爆し、女性、子供を含む14人が死亡した。
さらにロシア軍はマンビジュ市、アウン村を空爆し、子供1人が死亡した。
一方、クッルナー・シュラカー(1月30日付)によると、ロシア軍がクワイリス航空基地近郊のダーイシュ(イスラーム国)支配下のバザーア村などを空爆し、民間人25人が死傷した。
他方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がウンム・ディムナ村、ジュッブ・カルブ村、ジュッブ・ガブシャ村、タッル・アブー・ハンナ村、スィーン村、ザンヌーラ村、タッル・マクスール村、アイン・ジャフシュ村、タッル・ハッターバート村周辺、ジュッブ・サファー村、発電所一帯でダーイシュ(イスラーム国)の拠点などを空爆・攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ロシア軍と思われる戦闘機がジュナイナ村を空爆し、住民3人が死亡した。
またダーイシュはブガイリーヤ村などでの戦闘で捕捉した国防隊の隊員4人をハトラ村で処刑した。
一方、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がブガイリーヤ村、ジュナイナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
これに対して、ダーイシュはダイル・ザウル市クスール地区を砲撃し、子供3人が死亡、3人が負傷した。
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ヒムス県では、SANA(1月29日付)によると、シリア軍がタドムル市一帯、ジャズル・ガス採掘所一帯、ヒヤール山、西部郊外三角地帯、採石場一帯、ウンク・ハワー村、カルヤタイン市南部および東部、アスィーラ村、マハッサ地区、ジバーブ・ハマド村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を攻撃し、複数の戦闘員を殺傷、拠点・装備を破壊した。
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ラッカ県では、ARA News(1月29日付)によると、ロシア軍がマアダーン町郊外のスワイダ村、ブーラマダーン村を空爆した。
空爆は金曜の集団礼拝時に行われた。
死傷者数は不明。
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アッシリア人権監視団は、2015年2月にハサカ県タッル・シャーミーラーン村一帯でダーイシュ(イスラーム国)に拉致していた住民(アッシリア教徒)のうち16人が新たに解放されたと発表した。
AFP, January 29, 2016、AP, January 29, 2016、ARA News, January 29, 2016、Champress, January 29, 2016、al-Hayat, January 30, 2016、Iraqi News, January 29, 2016、Kull-na Shuraka’, January 29, 2016、January 30, 3016、al-Mada Press, January 29, 2016、Naharnet, January 29, 2016、NNA, January 29, 2016、Reuters, January 29, 2016、SANA, January 29, 2016、UPI, January 29, 2016などをもとに作成。
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