イドリブ県では、シリア人権監視団によると、フーア市、カファルヤー町に残留する地元住民(人民防衛諸集団、国防隊)が同地の包囲を続けるジハード主義武装集団(ファトフ軍)と捕虜交換を行い、武装集団は地元の女性住民を含む人質18人を解放、これに対して地元住民側は捕捉していた戦闘員27人を解放した。
この捕虜交換は、昨年半ばにイランの仲介で実現したシリア政府とアル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動などからなる反体制武装集団との停戦合意に基づく措置で、地元消息筋によると、ハマー県カルアト・マディーク町一帯で身柄引き渡しが行われたという。
なお捕虜交換と合わせて、シャームの民のヌスラ戦線などからなるジハード主義武装集団の戦闘員の遺体35体と人民防衛諸集団隊員の遺体33体の交換も行われたという。
AFP, February 1, 2016、AP, February 1, 2016、ARA News, February 1, 2016、Champress, February 1, 2016、al-Hayat, February 2, 2016、Iraqi News, February 1, 2016、Kull-na Shuraka’, February 1, 2016、al-Mada Press, February 1, 2016、Naharnet, February 1, 2016、NNA, February 1, 2016、Reuters, February 1, 2016、SANA, February 1, 2016、UPI, February 1, 2016などをもとに作成。
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