リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表によるジュネーブ3会議中止発表を受け、記者団に対して、国連側に示した人道に関する諸要求(シリア軍、ロシア軍による空爆停止、反体制派支配下の都市に対するシリア軍の包囲解除と人道物資搬入、逮捕者釈放)が履行されない限りはジュネーブに戻ることはないと述べた。
ヒジャーブ元首相は「我々は明日(4日)にジュネーブを去る。人道に関する諸要求が受け入れられるまで、あるいは現地で具体的なことが起きるまでは戻ることはないだろう」と述べた。
AFP(2月3日付)が伝えた。
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リヤド最高交渉委員会選出の代表団の交渉責任者を務めるイスラーム軍幹部のムハンマド・アッルーシュ氏は、現政権とともに挙国一致政府(移行期統治機関)に参加することは「不可能で、これに関して話すまでもない」と述べた。
アッルーシュ氏は、ジュネーブ3会議の中止に関して「ジュネーブにいるシリア反体制派とシリア政府との問題であって、デミストゥラ氏、あるいはいかなる外国との問題でもない…。22の都市がシリア軍と親政権民兵の包囲に曝されている」と述べた。
ARA News(2月3日付)が伝えた。
AFP, February 3, 2016、AP, February 3, 2016、ARA News, February 3, 2016、Champress, February 3, 2016、al-Hayat, February 4, 2016、Iraqi News, February 3, 2016、Kull-na Shuraka’, February 3, 2016、al-Mada Press, February 3, 2016、Naharnet, February 3, 2016、NNA, February 3, 2016、Reuters, February 3, 2016、SANA, February 3, 2016、UPI, February 3, 2016などをもとに作成。
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