ロンドンで、シリア国内の避難民とヨルダン、レバノン、トルコをはじめとする国外避難民の支援を目的とした国際会議「Supporting Syria and the Region」が開催され、約70カ国の代表が参加した。
会議は英国、クウェート、ドイツ、ノルウェー、そして国連が主催した。
会合では、主催国の英国が2020年までに12億ポンド(17億5,000米ドル相当)を、クウェートが13億米ドルを、ドイツが11億7,000米ドルを、EUが33億6,000米ドルを、そして米国は9億米ドルを避難民支援のために拠出すると誓約、参加国全体で計100億米ドル以上を新たに拠出することが表明された。
日本からは武藤容治外務副大臣が出席し、3億5,000万ドルを拠出すると表明した。
各国の拠出発表額は以下の通り:
ドイツ:2016年に13億1,100万ドル、2,017年に12億200万ドル
EU:2016年に10億ドル、2017~2020年に13億9,300万ドル
米国:2,016年に9億2,500万ドル
英国:2016年に7億3,100万ドル、2017~2020年に12億300万ドル
日本:2016年に3億5,000万ドル
ノルウェー:2016年に2億7,800万ドル、2017~2020年に8億8,100万ドル
サウジアラビア:2,016年に2億ドル
UAE:2016年に1億3,700万ドル
オランダ:2016年に1億3,600万ドル
デンマーク:2016年に1億100万ドル
クウェート:2016年に1億ドル、2017~2020年に2億ドル
総額:2016年に52億6,900万ドル、2017~2020年に48億7,900万ドル
AFP, February 4, 2016、AP, February 4, 2016、ARA News, February 4, 2016、Champress, February 4, 2016、al-Hayat, February 5, 2016、February 6, 2016、Iraqi News, February 4, 2016、Kull-na Shuraka’, February 4, 2016、al-Mada Press, February 4, 2016、Naharnet, February 4, 2016、NNA, February 4, 2016、Reuters, February 4, 2016、SANA, February 4, 2016、UPI, February 4, 2016などをもとに作成。
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