ジュネーブ3会議に代表団を派遣していた野党がリヤド最高交渉委員会を非難(2016年2月4日)

シリア政府と反体制派の和平交渉「ジュネーブ3会議」に参加するために、スイスのジュネーブに滞在していた国内の野党代表団が、会議の3週間延期を受けて、同地で記者会見を開いた。

記者会見を開いたのは、人民党のナウワーフ・ムルヒム書記長(部族代表)、国民民主行動委員会のマフムード・マルイー代表、マイス・クライディー同委員会書記、アルヤーン・マスアド同報道官、国民青年公正成長党のバルウィーン・イブラーヒーム書記長、シリア国民青年党のスハイル・サルミーニー副書記長、シリア民族社会党のターリク・アフマド政治局メンバー。

彼らは、リヤド最高交渉委員会、「モスクワ・リスト」のいずれにも名を連ねていないが、スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連アラブ連盟共同特別代表が反体制派の代表として追加招聘していた。

会見で野党代表団は、ジュネーブ3会議の延期に関して、リヤド最高交渉委員会が、サウジアラビア、トルコ、カタールといった国の狙いを代弁し、対話を完結させようとしたなかったためだと追究するとともに、紛争の解決策が「ダマスカスから」案出させることを地域に理解させるべきだと述べた。

SANA(2月4日付)が伝えた。

SANA, February 5, 2016

 

AFP, February 4, 2016、AP, February 4, 2016、ARA News, February 4, 2016、Champress, February 4, 2016、al-Hayat, February 5, 2016、Iraqi News, February 4, 2016、Kull-na Shuraka’, February 4, 2016、al-Mada Press, February 4, 2016、Naharnet, February 4, 2016、NNA, February 4, 2016、Reuters, February 4, 2016、SANA, February 4, 2016、UPI, February 4, 2016などをもとに作成。

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