トルコ軍は、YPG主体のシリア民主軍がアル=カーイダ系組織から奪取したアレッポ県北部一帯を越境砲撃(2016年2月13日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、トルコ軍が、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などアル=カーイダ系組織とシャーム戦線など「穏健な反体制派」の拠点都市であるアアザーズ市一帯に向けて進軍を続ける西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍の拠点複数カ所を越境砲撃した。

トルコ軍の越境砲撃は国境地帯から10キロ以上離れたマーリキーヤ村、マンナグ村一帯、マンナグ航空基地などに対して行われたという。

同地は、人民防衛隊主体のシリア民主軍がヌスラ戦線、シャーム自由人イスラーム運動などから奪取した地域。

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シリア民主軍に参加する革命家軍は声明を出し、トルコ軍による越境砲撃が「シリア政府とアル=カーイダを利し、シリア国民の利益からほど遠い」と非難した。

AFP, February 13, 2016、AP, February 13, 2016、ARA News, February 13, 2016、Champress, February 13, 2016、al-Hayat, February 14, 2016、Iraqi News, February 13, 2016、Kull-na Shuraka’, February 13, 2016、al-Mada Press, February 13, 2016、Naharnet, February 13, 2016、NNA, February 13, 2016、Reuters, February 13, 2016、SANA, February 13, 2016、UPI, February 13, 2016などをもとに作成。

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