シリアのバッシャール・ジャアファリー国連代表は、国連安保理に書簡を提出し、そのなかでジュネーブ3会議でのスタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表、潘基文事務総長の対応を批判した。
ジャアファリー国連代表は、デミストゥラ特別代表に関して「公正や中立ではなく、交渉を中断することでリヤド最高交渉委員会の頑なな姿勢を隠蔽しようとした」と批判、また潘事務総長については「国連安保理決議第2254号にかかる最新の報告でこの事実を隠蔽した」と指弾した。
ジャアファリー国連代表は、米・ロシアによる「敵対行為の停止」と「テロとの戦い」継続をめぐる合意については、「戦闘停止から除外されるテロ組織を限定した後に検討されるべきだ」と主張する一方、「テロ組織を支援する勢力にその支援を停止させ、シリアの平和と安定を脅かすこうした勢力を利する介入をさせないための行動」が必要だと強調、「テロ支援国家」、とりわけ「トルコによるシリア領内への領土侵害、敵対行為の停止」を要求した。
『ハヤート』(2月24日付)が伝えた。
AFP, February 23, 2016、AP, February 23, 2016、ARA News, February 23, 2016、Champress, February 23, 2016、al-Hayat, February 24, 2016、Iraqi News, February 23, 2016、Kull-na Shuraka’, February 23, 2016、al-Mada Press, February 23, 2016、Naharnet, February 23, 2016、NNA, February 23, 2016、Reuters, February 23, 2016、SANA, February 23, 2016、UPI, February 23, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…