リヤド最高交渉委員会のヒジャーブ氏はシリア軍とロシア軍の停戦違反を批判(2016年3月3日)

リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は声明を出し、シリア軍、ロシア軍による停戦違反を批判した。

ヒジャーブ元首相は、シリア、ロシア軍が停戦を遵守しているとの報道に関して「まったく正しくない」と断言、「現地において、我々は停戦違反ではなく、戦闘行為と戦争犯罪が続いているということを話している。政権とその同盟者は今もそうした犯罪を呈していない…。実際には政権とその同盟者は停戦を違反し、新たな領土を獲得する作戦を行っている」と批判した。

ヒジャーブ元首相によると「5日間で100以上の停戦違反が起おり、女性と子供を含む40人以上が死亡、92人が負傷」、また「13の武装集団が停戦遵守を宣言したにもかかわらず敵対行為を受けた」という。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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