シリア軍、シリア民主軍、「穏健な反体制派」がアレッポ県、ハサカ県でダーイシュと交戦(2016年3月3日)

アレッポ県では、シリア人権監視団によると、ダーイシュ(イスラーム国)は、県北西部のブライギーダ村を砲撃、スルターン・ムラード旅団などからなる武装集団と交戦した。

また、ARA News(3月3日付)によると、ダーイシュ(イスラーム国)が県北西部の「穏健な反体制派」支配下のアーキダ村、バラーキーダ村を攻撃し、スルターン・ムラード旅団、ムウタスィム・ビッラー旅団、シャーム軍団と交戦した。

この戦闘で「穏健な反体制派」側はダーイシュを撃退、戦闘員6人を殺害したという。
一方、アレッポ県では、SANA(3月3日付)によると、シリア軍が県北東部のバーブ市、大サルジャ村、マドユーナ村でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がダーイシュ(イスラーム国)が展開するタドムル市郊外の砂漠地帯を空爆した。

一方、SANA(3月3日付)によると、シリア軍がタドムル市東部および南部、ラスム・アルナブ村、ワーディー・アブヤド一帯、マヒーン町でダーイシュ(イスラーム国)の拠点を空爆した。

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ハサカ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市近郊の第47地区一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

またARA News(3月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍がシャッダーディー市南部のマルカダ町一帯に進軍、ダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、ハワーイジュ・ズィヤーブ村のアラブ人部族の名士宅で、ダーイシュ(イスラーム国)総務関係局の幹部と同地の名士が会合を開き、「戦略的地点」をめぐる協議を行った。

「協議は今回が2回目だが、「戦略的地点」が何を指すかは不明だという。

AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。

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