アレッポ県では、ARA News(3月4日付)によると、西クルディスタン移行期民政局の実効支配下にある県北西部のアフリーン市に、シリア赤新月社をはじめとするシリアの複数の人道支援団体が、クルド人芸術家のビーバル・ワヒード氏の調整のもとに、初めて人道支援物資の搬入を行った。
アフリーン市は、アアザーズ市一帯で活動するアル=カーイダ系組織のシャームの民のヌスラ戦線などの反体制武装集団がアフリーン市・アアザーズ市間の街道を封鎖しているために、長らく孤立状態にあった。
芸術家のワヒード氏は、アフリーン市のシリア赤新月社の支部と、首都ダマスカスの本部、そして保健省などとの連絡を仲介し、人道支援搬入を実現させたという。
AFP, March 3, 2016、AP, March 3, 2016、ARA News, March 3, 2016、Champress, March 3, 2016、al-Hayat, March 4, 2016、Iraqi News, March 3, 2016、Kull-na Shuraka’, March 3, 2016、al-Mada Press, March 3, 2016、Naharnet, March 3, 2016、NNA, March 3, 2016、Reuters, March 3, 2016、SANA, March 3, 2016、UPI, March 3, 2016などをもとに作成。
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