フランスのジャン=マルク・エロー外務大臣、ドイツのフランク=ヴァルター・シュタインマイヤー外務大臣、英国のフィリップ・ハモンド外務大臣、EUのフレデリカ、はパリでシリア情勢への対応を協議、またリヤド最高交渉委員会の委員長のリヤード・ヒジャーブ元首相と会談した。
フランスのエロー外務大臣は、シリアの危機の政治的解決を改めて強調、そのための条件として、すべてのシリア人が国連の諸決議に従って人道支援物資を受け取ること、すべての当事者が停戦合意を遵守することが必要だと述べた。
一方、ドイツのシュタインマイヤー外務大臣は「シリアで停戦違反が依然として起きていることはみなが知っており、違反の責任が誰にあるかを透明性をもって調査すべきだ。しかし、我々の任務は停戦の強化だ…。人道支援は例外なく…配給されるべきだ」と述べた。
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また、リヤド最高交渉委員会の委員長を務めるリヤード・ヒジャーブ元首相は記者会見を開き、3月9日に再開予定のジュネーブ3会議に関して、シリア軍、ロシア軍が停戦を遵守していない現状では、「再開は不適切だ」との見方を示した。
AFP, March 4, 2016、AP, March 4, 2016、ARA News, March 4, 2016、Champress, March 4, 2016、al-Hayat, March 5, 2016、Iraqi News, March 4, 2016、Kull-na Shuraka’, March 4, 2016、al-Mada Press, March 4, 2016、Naharnet, March 4, 2016、NNA, March 4, 2016、Reuters, March 4, 2016、SANA, March 4, 2016、UPI, March 4, 2016などをもとに作成。
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