レバノンから陸路でシリアに入国した直後(10日)に治安当局によって身柄を拘束された民主的変革諸勢力国民調整委員会メンバーで共産主義行動党幹部のサフワーン・アッカーシュ氏が釈放された。
アッカーシュ氏はハサン・アブドゥルアズィーム代表とともにカイロを訪問し、シリア革命反体制勢力国民連立のアフマド・ウワイヤーン・ジャルバー議長らと、ジュネーブ2会議の反体制勢力代表団拡大をめぐって協議を行ったのち、レバノン経由でシリアに帰国、その際、2012年に軍事情報局ハマー支部が発行した逮捕状に基づき、一時身柄を拘束されたのだという。
アッカーシュ氏によると身柄拘束中の治安当局の対応は穏やかで、嫌がらせを受けることもなく、所持品も釈放時に返還されたという。
**
イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)が撤退したとされるダイル・ザウル県で、「自由シリア軍」の複数の武装集団が「ダイル・ザウル・ムジャーヒディーン連合」を結成した。
ダイル・ザウル・ムジャーヒディーン連合は約30の武装集団からなり、自由シリア軍参謀委員会に対して、武器庫を開放し、武器・弾薬を供与するよう求めた。
クッルナー・シュラカー(2月12日付)が伝えた。
**
シリア人権監視団は、ジュネーブ2会議が始まった1月22日からジュネーブ2会議第2ラウンド2日目にあたる2月11日にかけての死者数が4,959人に達していると発表した。
うち515人が女性と子供だという。
AFP, February 12, 2014、al-Ahram, February 12, 2014、AP, February 12, 2014、Champress, February 12, 2014、al-Hayat, February 13, 2014、Iraqinews.com, February 12, 2014、Kull-na Shuraka’, February 12, 2014、Naharnet, February 12, 2014、NNA, February 12, 2014、Reuters, February 12, 2014、Rihab News, February 12, 2014、SANA, February 12, 2014、UPI, February 12, 2014などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
ナハールネット(11月21日付…
イドリブ県では、テレグラムの「…