ヒムス県ハウラ地方で、体制打倒、シリア民主軍打倒を訴えるデモが発生(2016年3月11日)

ヒムス県では、ARA News(3月11日付)によると、タッルドゥー市近郊のハウラ地方で、反体制デモが実施され、住民らが参加、「政権打倒」、「革命継続」に加えて、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体の「シリア民主軍の打倒」、「シリア分割反対」が訴えられた。

ARA News, March 11, 2016

クッルナー・シュラカー(3月12日付)によると、反体制デモは、ラスタン市、タルビーサ市、ヒムス市ワアル地区で行われたという。

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ダマスカス郊外県東グータ地方を主要な活動拠点とするイスラーム軍は声明を出し、反体制派支配地域で行われる反体制デモへの「全面支持」を表明し、すべての反体制武装集団に対してデモ参加者を保護するよう呼びかけた。

AFP, March 11, 2016、AP, March 11, 2016、ARA News, March 11, 2016、Champress, March 11, 2016、al-Hayat, March 12, 2016、Iraqi News, March 11, 2016、Kull-na Shuraka’, March 11, 2016、March 12, 2016、al-Mada Press, March 11, 2016、Naharnet, March 11, 2016、NNA, March 11, 2016、Reuters, March 11, 2016、SANA, March 11, 2016、UPI, March 11, 2016などをもとに作成。

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