ロシア国防省は、米国・ロシアによるシリア領内での敵対行為禁止合意が発効した2月27日以降、ロシア側の当事者和解調整センターが用意した合意受諾文書に、いわゆる「穏健な反体制派」43組織が署名したと発表した。
また、ロシアの仲介により、ハマー県の37町村、ヒムス県の6町村、ダマスカス郊外県の4町村、ダルアー県の4町村の合計51町村で戦闘停止が実現した。
現在もなお、ダマスカス郊外県、ハマー県、ヒムス県、ダルアー県で戦闘停止に向けた交渉仲介は続いているという。
また、シリア駐留ロシア空軍による「人道作戦」でこれまでに、144トンの人道支援物資が包囲下の都市などに投下されたという。
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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、3月17日に5件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。
AFP, March 18, 2016、AP, March 18, 2016、ARA News, March 18, 2016、Champress, March 18, 2016、al-Hayat, March 19, 2016、Iraqi News, March 18, 2016、Kull-na Shuraka’, March 18, 2016、al-Mada Press, March 18, 2016、Naharnet, March 18, 2016、NNA, March 18, 2016、Reuters, March 18, 2016、SANA, March 18, 2016、UPI, March 18, 2016などをもとに作成。
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