バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は、ジュネーブ3会議出席のために訪問中のスイスの首都ジュネーブで、フェデリカ・モゲレーニEU外務・安全保障政策上級代表兼欧州委員会副委員長と会談し、シリアでの紛争解決に向けた政治プロセスなどについて意見を交わした。
シリア高官がEU高官と会談するのは、2011年末にEUがシリアへの経済制裁を発動して以降事実上初めて。
会談後、ジャアファリー国連シリア代表は記者団に対して「客観的な会談を行い…、信頼でき建設的だった」と述べた。
ジャアファリー国連シリア代表はまた、紛争の政治的解決に向けたシリア人どうしの対話を支持するとするEUの書簡を受け取ったことを明らかにした。
そのうえで、ブリュッセルでの同時自爆テロの翌日に会談が実現したことに関して「自爆テロ事件は欧州の人々の目を開かせ、テロとの戦いを最優先課題とするための行程を見直す必要を喚起した」と付言した。
ARA News(3月24日付)によると、この会談でジャアファリー国連シリア代表は、EU諸国の駐シリア大使館を再開するよう求めた。
AFP, March 23, 2016、AP, March 23, 2016、ARA News, March 23, 2016、Champress, March 23, 2016、al-Hayat, March 24, 2016、Iraqi News, March 23, 2016、Kull-na Shuraka’, March 23, 2016、al-Mada Press, March 23, 2016、Naharnet, March 23, 2016、NNA, March 23, 2016、Reuters, March 23, 2016、SANA, March 23, 2016、UPI, March 23, 2016などをもとに作成。
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