有志連合、トルコ軍がアレッポ県北部のダーイシュ拠点を爆撃・砲撃(2016年3月30日)

アレッポ県では、ARA News(3月30日付)によると、有志連合の戦闘機とヘリコプターが29日深夜から30日未明にかけて、トルコ国境のジャラーブルス市と県東部のマンビジュ市郊外でダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対して空爆を行った。

またトルコ軍は、県北西部のアアザーズ市近郊のダーイシュ(イスラーム国)拠点を越境砲撃した。

これに対し、ダーイシュはアイン・アラブ市西部郊外を砲撃し、女性と子供複数人が死傷した。

なお、ラッカ県では、シリア人権監視団によると、有志連合に所属すると思われる無人戦闘機がラッカ市を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)幹部の一人でチュニジア人のアブー・ハイジャー・トゥーニースィー氏が死亡した。

トゥーニースィー氏はアレッポ県アアザーズ市一帯地域の「ワーリー」を務めていた。

AFP, March 30, 2016、AP, March 30, 2016、ARA News, March 30, 2016、Champress, March 30, 2016、al-Hayat, March 31, 2016、April 1, 2016、Iraqi News, March 30, 2016、Kull-na Shuraka’, March 30, 2016、al-Mada Press, March 30, 2016、Naharnet, March 30, 2016、NNA, March 30, 2016、Reuters, March 30, 2016、SANA, March 30, 2016、UPI, March 30, 2016などをもとに作成。

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