ハワール・キリス作戦司令室がアレッポ県北西部でダーイシュと一進一退の攻防を続ける一方、シリア軍、有志連合はアレッポ県バーブ市、ラッカ市を爆撃(2016年4月10日)

アレッポ県では、シリア人権監視団、ドゥラル・シャーミーヤ(4月10日付)などによると、ダーイシュ(イスラーム国)がハワール・キリス作戦司令室との戦闘の末、県北西部シャイフ・リーフ村、バッル村、バラーギーダ村、ヤフムール村、ジャーリズ村、タッル・フサイン村を制圧した。

これを受け、有志連合と思われる戦闘機がガザル村、バラーギーダ村一帯を空爆によると、ハワール・キリス作戦司令室は、ジャーリズ村、バラーギーダ村、ハユムール村、タッル・フサイン村をダーイシュから奪還した。

Kull-na Shuraka’, April 10, 2016

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同じく、アレッポ県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市の一つバーブ市、ターディフ市を空爆し、4人が死亡した。

一方、SANA(4月10日付)によると、シリア軍がアッラーン村、バルラヒーン丘一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ラッカ県では、「ラッカは沈黙によって惨殺される」(4月10日付)によると、有志連合がラッカ市を空爆し、ダーイシュ(イスラーム国)のラッカ市における筆頭判事(カーディー)のファウワーズ・ハサン氏(アブー・アリー・シャルイー)ら20人が死亡、50人以上が負傷した。

死者のなかには、女性、子供も含まれているという。

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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がダイル・ザウル市ハウィーカ地区、工業地区でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。

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ヒムス県では、SANA(4月10日付)によると、シリア軍がタドムル市南部郊外一帯、西ハイル城一帯、でダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。

AFP, April 10, 2016、AP, April 10, 2016、ARA News, April 10, 2016、Champress, April 10, 2016、al-Durar al-Shamiya, April 10, 2016、al-Hayat, April 11, 2016、Iraqi News, April 10, 2016、Kull-na Shuraka’, April 10, 2016、al-Mada Press, April 10, 2016、Naharnet, April 10, 2016、NNA, April 10, 2016、Raqqa-sl, April 10, 2016、Reuters, April 10, 2016、SANA, April 10, 2016、UPI, April 10, 2016などをもとに作成。

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