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イランのアブドゥッラフヤーン外務副大臣がテヘランでデミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表と会談し、反体制派による停戦違反に警鐘を鳴らす(2016年4月12日)

スタファン・デミストゥラ・シリア問題担当国連特別代表はシリアに次いでイランを訪問し、ホセイン・エミール・アブドゥッラフヤーン外務副大臣(アラブ・アフリカ担当)と会談、ジュネーブ3会議(第3ラウンド)への対応やシリア情勢などについて意見を交わした。

会談後、アブドゥッラフヤーン外務副大臣は「我々はデミストゥラ氏に対し、ここ数日で、無責任な反体制武装集団による軍事行動が増加し、停戦違反が増していることへの懸念を表明した…。こうした問題は懸念すべきもので、現在行われている政治プロセスに悪影響を与え得る」と述べた。

アブドゥッラフヤーン外務副大臣はまた「(ジュネーブでの)協議とテロ組織との間に何らの関係もないとデミストゥラ氏は強調したが、テロ組織のブラック・リストには依然として曖昧な点が残っている…。一部のテロ組織が新しい顔を見せることで、(ジュネーブでの)交渉に居残ろうとしている」と批判した。

AFP, April 12, 2016、AP, April 12, 2016、ARA News, April 12, 2016、Champress, April 12, 2016、al-Hayat, April 13, 2016、Iraqi News, April 12, 2016、Kull-na Shuraka’, April 12, 2016、al-Mada Press, April 12, 2016、Naharnet, April 12, 2016、NNA, April 12, 2016、Reuters, April 12, 2016、SANA, April 12, 2016、UPI, April 12, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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