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アサド大統領は赤十字国際委員会のペーター・マウラー会長ら委員会使節団とダマスカスで会談した。
SANA(9月4日付)によると、会談では委員会とシリア政府の協力関係について協議がなされた。
アサド大統領は会談で、委員会によるシリア国内での中立的な人道活動を歓迎するとの意思を示した。
会談にはファイサル・ミクダード外務在外居住者副大臣、フサームッディーン・アーラー外務在外居住者省組織局長、アブドゥッラフマーン・アッタール・シリア赤十字社会長が同席した。
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ロイター通信(9月4日付)は、複数の予備役兵や士官の話として、アサド政権が予備役兵多数を召集している、と報じた。
シリア軍の予備役兵の数は30万人に達する。
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『ハヤート』(9月4日付インターネット版)は、「ラーシドゥーン」を名のるグループがジャズィーラ・チャンネルのホームページをハッキングした。
ハッキングされたページには、「シリア(国民と政府)に対するおまえたちの姿勢、そして武装テロ集団に対する特別の支援、ねつ造された嘘のニュースを発信したことへの報復として」とのメッセージとシリア国旗が映し出された。
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ダマス・ポスト(9月4日付)は、国内外の反体制勢力との包括的国民対話会合開催に関する合意が成立し次第、恩赦を実施するだろうと報じた。
アレッポ県では、『ハヤート』(9月5日付)などによると、軍・治安部隊が3日晩に奪還したアレッポ市のサイフ・ダウラ地区を記者団に公開した。
同地区に入った記者団に同行した軍の大佐は、「戦闘は非常に厳しかった。なぜならテロリストが街区の両脇の高台に位置する商業地区を占拠していたからだ」と『ハヤート』(9月5日付)などに語った。
また別の士官は、「土曜日にサイフ・ダウラ地区の高台を制圧したことで、アレッポ解放の戦況は変わった。我々はこの地域を2日以内に完全に制圧するだろう…。また10日でアレッポを制圧する…。もっとも達成が難しい任務は完了した。なぜなら(制圧されていない)残された建物はいずれに2~3階建てで、我々は迅速に進軍できるだろう」と語った。
さらに別の士官は、反体制勢力が拠点としていたアパートで押収したというノートを持って記者団に近寄り、そこに記されていた戦闘員の氏名、国籍などを示した。
それによると、戦闘員の半数が、リビア人、トルコ人、チュニジア人、チェチェン人、イエメン人だったという。
一方、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、アレッポ市サイフ・ダウラ地区各所などで軍・治安部隊が反体制武装勢力の「残党」を追撃し、甚大な打撃を与えた。
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ダイル・ザウル県では、シリア人権監視団によると、反体制武装集団が軍・治安部隊との激しい戦闘の末、ダイル・ザウル市フアード映画館通りにある軍事情報局施設を制圧した。
この戦闘により、反体制武装勢力の戦闘員2人、軍・治安部隊兵士8人が死亡した、という。
一方、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、ダイル・ザウル市内各所で軍・治安部隊が反体制武装勢力の武装した車輌2台を押収した。
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ダマスカス郊外県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、ムライハ市で軍・治安部隊が反体制武装勢力の「残党」の掃討を継続し、多数の戦闘員を殺傷、逮捕、武器弾薬を押収した。
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ダルアー県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、マアルバ町で軍・治安部隊が反体制武装勢力と交戦した。
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イドリブ県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、アブー・ズフール市、アリーハー市などで軍・治安部隊が反体制武装勢力の「残党」を追撃し、甚大な打撃を与えた。
また国境警備隊はトルコ領からヒルバト・ジャウズ村に潜入しようとした戦闘員と交戦、撃退した。
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ハマー県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、アルファーン市で軍・治安部隊が反体制武装勢力のアジトを攻撃し、戦闘員2人を殺傷した。
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ヒムス県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、ヒムス市バーブ・フード地区、バーブ・トゥルクマーン地区、タッルカラフ市郊外で軍・治安部隊と反体制武装勢力が交戦し、複数の戦闘員を殺傷した。
またレバノン領からタッルカラフ地方に潜入しようとした戦闘員を国境警備隊が撃退した。
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ラタキア県では、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、バラータ村で軍・治安部隊が反体制武装勢力と交戦し、多数の戦闘員を殺傷した。
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アッシリア人権ネットワークなる反体制組織は、ヒムス市郊外のブスターン・ディーワーン地方にある聖母教会が軍の砲撃を受け、甚大な被害を被ったと発表した。
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=-qN-DdyhzUw
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『ハヤート』(9月4日付)はシリア情勢を研究するワリード・ジダーウ氏が現地調査を行い、2011年3月以降の混乱による被害総額が365億米ドルに達すると評価したと報じた。
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シリア・ステップス(9月4日付)は、アレッポ市やダマスカス県などの学校に避難している市民の数が35万人を越え、また2,000の学校が戦闘の被害を受けていると報じた。
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『アフバール・シャルク』(9月4日付)は、アレッポ市サーフール地区で反体制武装闘争を行う活動家の話として、アレッポ市内で食糧品が不足している、と報じた。
レバノン・イスラーム報道監視団のヤースィル・スィッリー代表は『クドス・アラビー』(9月4日付)などに対して、アレッポ県の対トルコ国境に位置するバーブ・ハワー国境通行所でシリア人の反体制武装勢力戦闘員が外国人のジハード主義者と交戦し、イスラーム国シューラー会議議長のアブー・ムハンマド・シャーミー・アブスィー博士を暗殺したことを明らかにした。
暗殺したのは、自由シリア軍の「ファールーク北部大隊」なる武装勢力で、15人の戦闘員が3日に暗殺を実行、ナイフで斬り殺されたという。
同報道によると、アブスィー博士が率いる外国人ジハード主義者の部隊は依然としてバーブ・ハワー国境通行所を占拠しており、その数はフランス人記者によると約150人におよぶ、という。
複数の消息筋によると、アブスィー博士はイドリブ県タッル・カラーマ地方出身のシリア人で、遺族は遺体の引き取りを拒否しているという。
アリー・アブドゥルカリーム・アリー駐レバノン・シリア大使はマナール・チャンネル(9月4日付)に対して、3月14日勢力がミシェル・スライマーン大統領に提出した覚書(シリア大使追放の請願書)を「実現不可能」で「非現実的」と一蹴した。
中国外交部報道官は記者団に対して、「我々は常に、唯一の正しい道が危機の政治解決でなければならないと考えている。現在情勢は悪化しているが、事態が悪化するたびに、統一的な姿勢の必要は増している」と述べた。
またアサド政権による化学兵器使用の可能性を非難する西側諸国の姿勢を受け、「中国はいかなる国であっても、化学兵器を開発・製造・使用することに厳しく反対している」と述べた。
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インテルファクス通信(9月4日付)は、軍消息筋の話として、ロシア海軍がタルトゥース港の海軍基地から「この夏に」兵士の退避を検討していたが、退避措置に踏み切るほど事態が悪化していないと判断した、と報じた。
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UNHCRは10万人以上のシリア人が8月だけで戦果を逃れ、近隣諸国に避難した、と発表した。
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エジプトの首都カイロでは、『ティシュリーン』(9月5日付)によると、反体制活動家約100人がシリア大使館に侵入しようとして、エジプトの治安部隊と衝突、複数の治安要員が負傷した。
同報道によると、活動家らは、治安部隊に対して火焔ビンや石を投げて破壊行為を行おうとした、という。
AFP, September 4, 2012、Akhbar al-Sharq, September 4, 2012、Damas Post, September 4, 2012、al-Hayat, September 4, 2012, September 5, 2012、Kull-na Shurakaʼ, September 4, 2012、al-Kurdiya
News, September 4, 2012、Naharnet.com, September 4, 2012、al-Quds al-ʻArabi, September 9, 2012、Reuters, September 4, 2012、SANA, September 4, 2012、Syria
Steps, September 4, 2012、Tishrīn, September 5, 2012などをもとに作成。
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イドリブ県では、テレグラムの「…
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