アル=カーイダ系組織のシャーム自由人イスラーム運動の政治部門は、アレッポ市一帯での戦闘激化を受けて声明を出し、リヤド最高交渉委員会からの脱会を発表した。
声明でシャーム自由人イスラーム運動は、ジュネーブ3会議が否定的な結果しかもたらしておらず、シリア政府の政策を優位に導き、またリヤド最高交渉委員会が明確な意思決定のしくみを持たず、透明性を欠いていたために、同委員会と現場の間で亀裂を深めたと批判した。
また、シリア軍、イラン、そしてロシア軍が体系的に停戦に違反していると主張する一方、「体制打倒」という革命における基本要求を譲歩する権利は誰にもないとし、「シリアにおける問題解決は依然として「軍事的・政治的」なものであり、両者を分かつことは大きな誤りだ」と強調、すべての反体制武装集団に「革命からの逸脱」を回避するための連帯を呼びかけた。
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シリア革命反体制勢力国民連立は、アレッポ市一帯での戦闘激化を受けて声明を出し、ジュネーブ合意(2012年)に基づく政治移行を改めて要求、ジュネーブ3会議において移行期統治機関の設置に矛盾する計画が提示された場合、リヤド最高交渉委員会への参加中止などを含む対抗措置を検討する、と発表した。
AFP, April 16, 2016、AP, April 16, 2016、ARA News, April 16, 2016、Champress, April 16, 2016、al-Hayat, April 17, 2016、Iraqi News, April 16, 2016、Kull-na Shuraka’, April 16, 2016、April 17, 2016、al-Mada Press, April 16, 2016、Naharnet, April 16, 2016、NNA, April 16, 2016、Reuters, April 16, 2016、SANA, April 16, 2016、UPI, April 16, 2016などをもとに作成。
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