スカイ・ニュース(5月3日付)は、ダーイシュ(イスラーム国)元メンバーから入手した新たなデータから、シリア軍がダーイシュと石油密売買や、UNESCO世界遺産のパルミラ遺跡を擁するタドムル市(ヒムス県)からのダーイシュの撤退に関して直接取引を示していたことを示す情報を入手したと伝えた。
この情報は過去18ヶ月にわたりスカイ・ニュースが接触を続けてきた「自由シリア軍」メンバーから入手したもの。
この人物は、ダーイシュの中心都市であるラッカ市出身で、ダーイシュに参加していたが、現在はトルコ国境近くで活動しているという。
なお、スカイ・ニュースは3月にも同様の方法でダーイシュ・メンバー2万2,000人分の個人情報データを入手したと報じていた。
AFP, May 3, 2016、AP, May 3, 2016、ARA News, May 3, 2016、Champress, May 3, 2016、al-Hayat, May 4, 2016、Iraqi News, May 3, 2016、Kull-na Shuraka’, May 3, 2016、al-Mada Press, May 3, 2016、Naharnet, May 3, 2016、NNA, May 3, 2016、Reuters, May 3, 2016、SANA, May 3, 2016、Sky News, May 3, 2016、UPI, May 3, 2016などをもとに作成。
(C)青山弘之 All rights reserved.
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