エジプトのアブドゥルファッターフ・スィースィー大統領はロシアのヴラジミール・プーチン大統領と電話会談を行い、シリア情勢、リビア情勢などについて意見を交わした。
エジプトのアラー・ユースフ大統領付報道官によると、会談において、スィースィー大統領は、ISSG(国際シリア支援グループ)の共同議長国であるロシアと米国がシリア情勢への対応をめぐって合意に達することが重要だとしたうえで、エジプトが両国の合意と、シリアでの紛争解決に向けた取り組みを支援する旨伝えたという。
『ハヤート』(5月11日付)が伝えた。
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ロシアのセルゲイ・ラブロフ外務大臣は、イランのモハンマド・ジャヴァード・ザリーフ外務大臣と電話会談を行い、シリア情勢への対応について協議した。
ロシア外務省が発表した声明によると、会談では、ISSG(国際シリア支援グループ)による一連の合意(ウィーン合意)、国連安保理決議第2254号、第2268号に基づき、ジュネーブ3会議でのシリア政府と反体制派の代表団の和平協議を通じ、紛争解決に向けた政治プロセスの実現をめざすことを確認するとともに、シリア国内の「テロとの戦い」については、外国からのテロ支援のチャンネルを遮断する必要を強調した。
SANA(5月10日付)が伝えた。
AFP, May 10, 2016、AP, May 10, 2016、ARA News, May 10, 2016、Champress, May 10, 2016、al-Hayat, May 11, 2016、Iraqi News, May 10, 2016、Kull-na Shuraka’, May 10, 2016、al-Mada Press, May 10, 2016、Naharnet, May 10, 2016、NNA, May 10, 2016、Reuters, May 10, 2016、SANA, May 10, 2016、UPI, May 10, 2016などをもとに作成。
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