シリア政府がダーイシュから奪還したアレッポ県東部に住民約100世帯が帰宅する一方、シリア民主軍とダーイシュの戦闘激化を受け、ラッカ県の住民がハサカ県、ダイル・ザウル県方面に避難(2016年5月26日)

アレッポ県では、SANA(5月26日付)によると、シリア軍がダーイシュ(イスラーム国)との戦闘の末、2015年11月に奪還したサフィーラ市東部の農村地帯の村々に100世帯以上の住民が帰宅した。

SANA, May 26, 2016

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ラッカ県では、ARA News(5月26日付)によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍による「北ラッカ解放作戦」開始に伴うダーイシュ(イスラーム国)との戦闘激化を受け、多くの住民がハサカ県、ダイル・ザウル市の方面に避難、地元活動家によると、ラッカ市から住民数千人がダイル・ザウル県に流入した。

なお、ダーイシュはシリア民主軍と有志連合の攻撃を回避するため、同地の住民の退去を禁じているという。

AFP, May 26, 2016、AP, May 26, 2016、ARA News, May 26, 2016、Champress, May 26, 2016、al-Hayat, May 27, 2016、Iraqi News, May 26, 2016、Kull-na Shuraka’, May 26, 2016、al-Mada Press, May 26, 2016、Naharnet, May 26, 2016、NNA, May 26, 2016、Reuters, May 26, 2016、SANA, May 26, 2016、UPI, May 26, 2016などをもとに作成。

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