『ハヤート』(6月6日付)などは、米海軍高官の話として、地中海沖に展開する米海軍航空母艦所属の戦闘機が4日、シリア領内でのダーイシュ(イスラーム国)の拠点に対する2度目となる空爆を実施した。
同高官によると、米海軍戦闘機4機が3日にもシリア領内のダーイシュ拠点を3度にわたって空爆したという。
空爆はいずれも重要拠点に対するものではなかったが、近々より複雑な作戦を実行する予定だという。
空爆が実施された場所については明らかではないが、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が実施中の「マンビジュ解放作戦」での航空支援が目的だったと思われる。
地中海沖に展開する米海軍航空母艦を発艦した戦闘機がダーイシュ掃討作戦に参加するのが初めてで、これまではトルコ領内のインジルリク航空基地が空爆の拠点として使用されてきた。
AFP, June 5, 2016、AP, June 5, 2016、ARA News, June 5, 2016、Champress, June 5, 2016、al-Hayat, June 6, 2016、Iraqi News, June 5, 2016、Kull-na Shuraka’, June 5, 2016、al-Mada Press, June 5, 2016、Naharnet, June 5, 2016、NNA, June 5, 2016、Reuters, June 5, 2016、SANA, June 5, 2016、UPI, June 5, 2016などをもとに作成。
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