第2期人民議会(2016年4月13日に投票実施)が首都ダマスカスの人民議会議事堂で召集され、正副議長、書記(2人)、監査(2人)を選出した。
人民議会議長には、ハディーヤ・ハルフ・アッバース女史(ダイル・ザウル県選挙区A部門選出、挙国一致リスト、バアス党)1名が出馬し、無投票で新議長に選出された。
シリア国会議長に女性が就くのは建国以降初。
アッバース新議長は1958年、ダイル・ザウル県生まれ。アレッポ県農学部を卒業後、ユーフラテス大学(ダイル・ザウル市)で教師を務めていた。
1978年から1983年にはシリア学生国民連合東部支部事務局メンバーを、1983年から1988年にはダイル・ザウル・ラッカ両県支部事務局長を、1988年から1998年にはバアス党ダイル・ザウル支部指導部メンバーを務めた。
2003年から2007年には第8期人民議会議員を務め、その後ダイル・ザウル県の国民和解委員会のメンバーとなった。
副議長には、ナジュダト・イスマーイール・アンズール議員(アレッポ県B部門)が無投票で選出され、書記にはラーミー・ムハンマド・サーリフ氏(タルトゥース県B部門、挙国一致リスト、バアス党)、ハーリド・ムーサー・アッブード氏(ダルアー県B部門、挙国一致リスト)、が、監査にはマーヒル・マフフーズ・カーウルマー氏(ハマー県A部門、挙国一致リスト、バアス党)、アーティフ・ザイバク氏(ダマスカス県選挙区A部門、挙国一致リスト、バアス党)が選出された。
SANA(6月6日付)が伝えた。
AFP, June 6, 2016、AP, June 6, 2016、ARA News, June 6, 2016、Champress, June 6, 2016、al-Hayat, June 7, 2016、Iraqi News, June 6, 2016、Kull-na Shuraka’, June 6, 2016、al-Mada Press, June 6, 2016、Naharnet, June 6, 2016、NNA, June 6, 2016、Reuters, June 6, 2016、SANA, June 6, 2016、UPI, June 6, 2016などをもとに作成。
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