ARA News(6月8日付)は、南部戦線に属するシリア革命家戦線が、イスラエル領とイッシャ村を隔てる検問所を経由して、人道支援物資を搬入したと伝えた。
人道支援物資には、砂糖、米、乳児用のミルクなどの食糧物資が含まれているという。
人道支援物資搬入は、イッシャ村一帯の地域で強い影響力を持っているシリア革命家戦線が、検問所通過はイスラエルとの合意のもとに行われたという。
なお、クナイトラ県の人権活動家を名乗るアーミル・アーミル氏はARA Newsの取材に対して、「クナイトラ県のほとんどの住民は、物資にヘブライ語の標記を見つけ、これらの物資がどこから来たのかを知って、受け取りを拒否し、一部の住民にいたっては物資を焼却し、「ユダヤの飯を食べる暗いなら死んだほうがましだ」と述べていた」と答えた。
なお、これに関連して、SANA(6月7日付)は、クナイトラ県の複数の地元消息筋の話として、イスラエルからヌスラ戦線支配地域への人道支援物資の配給は定期的に行われている、と伝えた。
AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。
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