ARA News(6月8日付)は、米国、トルコの支援を受ける「穏健な反体制派」のムウタスィム・ビッラー旅団の司令官ムハンマド・ハサン・ハリール中佐が数日前にダーラト・イッザ市を訪問後、マーリア市への帰路で失踪したと伝えた。
これに関して、ムウタスィム・ビッラー旅団政治局のムスタファー・ムスタファー氏は、ダーラト・イッザ市の法務委員会から、ハリール中佐を一時身柄を拘束したが、3時間後に釈放したとの連絡を受けていたと述べた。
そのうえで、「我々はトルコ、米国から支援を受けているため…、彼らは我々を「覚醒評議会」だとみなしている。我々は、ダーラト・イッザ市を含むアレッポ県西部の大部分を掌握するシャームの民のヌスラ戦線、ジュンド・アクサー機構といったイスラーム過激派の攻撃を受けている」と述べ、ファトフ軍による拉致の可能性を示唆した。
AFP, June 8, 2016、AP, June 8, 2016、ARA News, June 8, 2016、Champress, June 8, 2016、al-Hayat, June 9, 2016、Iraqi News, June 8, 2016、Kull-na Shuraka’, June 8, 2016、al-Mada Press, June 8, 2016、Naharnet, June 8, 2016、NNA, June 8, 2016、Reuters, June 8, 2016、SANA, June 8, 2016、UPI, June 8, 2016などをもとに作成。
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