アレッポ県では、シリア人権監視団によると、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍が有志連合の空爆支援を受けて2日に開始されたマンビジュ解放作戦でのダーイシュ(イスラーム国)の戦闘員死者数が合計で130人を越え、132人を記録した。
132人のほとんどは有志連合の空爆で死亡したという。
シリア人権監視団によると、有志連合の空爆ではまた子供11人を含む30人が死亡しており、2014年9月に開始された有志連合のシリア空爆開始での民間人死者総数は447人にのぼっているという。
一方、ダーイシュとの戦闘でのシリア民主軍での死者は21人にのぼるという。
マンビジュ解放作戦でシリア民主軍は現在、マンビジュ市一帯の75カ村・農場を制圧し、ラッカ市を東部、北部、南部の三方から包囲、ラッカ市とマンビジュ市、マンビジュ市とジャラーブルス市を結ぶ兵站路を遮断したという。
ARA News(6月9日付)によると、シリア民主軍は9日、マンビジュ市西部郊外のマシュラファ村、ウンム・マイヤール村、シュワイハ村を新たに制圧したという。
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同じくアレッポ県では、ARA News(6月9日付)によると、タッル・リフアト市南東部のハルバル村一帯で、西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍とダーイシュ(イスラーム国)が交戦した。
AFP, June 9, 2016、AP, June 9, 2016、ARA News, June 9, 2016、Champress, June 9, 2016、al-Hayat, June 10, 2016、Iraqi News, June 9, 2016、Kull-na Shuraka’, June 9, 2016、al-Mada Press, June 9, 2016、Naharnet, June 9, 2016、NNA, June 9, 2016、Reuters, June 9, 2016、SANA, June 9, 2016、UPI, June 9, 2016などをもとに作成。
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