ダマスカス郊外県では、『ハヤート』(6月11日付)によると、殉教者アフマド・アブドゥー軍団団の司令官バックール・サリーム大佐(離反士官)、フィラース・ジブル・ナジュア大尉、ムハンマド・アフマド・シャッラール大尉ら軍団戦闘員多数が何者かによって暗殺された。
シリア人権監視団によると、サリーム大佐の親戚の一人がダーイシュに参加しており、この人物が暗殺に関与している可能性が高いという。
なお、サリーム大佐は、欧州の諜報機関と連携してダマスカス郊外県東部およびヒムス県東部の砂漠地帯(イラク、ヨルダン国境地帯)でダーイシュと戦っており、新シリア軍によるタンフ国境通行所制圧(3月)を支援していたという。
シリア人権監視団によると、9日にはまた、カラムーン地方の無人地帯でシャーム自由人イスラーム運動の幹部1人が何者かに暗殺されたという。
AFP, June 10, 2016、AP, June 10, 2016、ARA News, June 10, 2016、Champress, June 10, 2016、al-Hayat, June 11, 2016、Iraqi News, June 10, 2016、Kull-na Shuraka’, June 10, 2016、al-Mada Press, June 10, 2016、Naharnet, June 10, 2016、NNA, June 10, 2016、Reuters, June 10, 2016、SANA, June 10, 2016、UPI, June 10, 2016などをもとに作成。
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