YPG主体のシリア民主軍報道官「シリア政府にラッカ解放の能力があるなら、歓迎だ」(2016年6月13日)

西クルディスタン移行期民政局(ロジャヴァ)人民防衛隊(YPG)主体のシリア民主軍のタラール・サッルー報道官(大佐)は、ロナーヒー・テレビ(6月13日付)のインタビューに応じ、そのなかでシリア軍によるラッカ県タブカ市方面への進軍に関して歓迎の意を示した。

サッルー報道官は「我々はシリア政府とラッカ市解放に向けたレースをしているわけではないし、紛争を行っているわけでもない。我々にとって重要なのは結果であり、それはラッカ市をテロから解放するということだ。シリア政府にラッカ解放の能力があるなら、歓迎だ」と述べた。

一方、トルコに関しては「ダーイシュはトルコ国境から100キロまでの地域を制圧しているが、トルコはダーイシュに対してまったく発砲していない…。トルコはシリア民主軍がユーフラテス川の西岸に渡ることを阻止している」と批判した。

Youtube, June 13, 2016

AFP, June 13, 2016、AP, June 13, 2016、ARA News, June 13, 2016、Champress, June 13, 2016、al-Hayat, June 14, 2016、Iraqi News, June 13, 2016、Kull-na Shuraka’, June 13, 2016、al-Mada Press, June 13, 2016、Naharnet, June 13, 2016、NNA, June 13, 2016、Reuters, June 13, 2016、Ronahi TV, June 13, 2016、SANA, June 13, 2016、UPI, June 13, 2016などをもとに作成。

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