イドリブ県では、シリア人権監視団によると、マルティーン村でシャーム軍団の司令官の一人で狙撃手のムハンマド・ファーウール氏が礼拝を終えてモスクから出てきたところを何者かに襲撃され、死亡した。
またこの襲撃によってファーウール氏の息子も死亡した。
なお、イドリブ県では、ファトフ軍所属組織などメンバーを狙った暗殺(未遂)事件が相次いでいる。
14日にはビンニシュ市の路上でシャーム自由人イスラーム運動所属のフサイン旅団司令官アブー・ジャービル・ビンニシュ氏の車が仕掛け爆弾の爆発に巻き込まれた(ビンニシュ氏は無事だった)。
13日にはカフルタハーリーム村とイドリブ市を結ぶ街道でシャーム軍団のメンバーが乗った車が爆発に巻き込まれる事件が発生している(乗っていた3人は無事だった)。
AFP, June 15, 2016、AP, June 15, 2016、ARA News, June 15, 2016、Champress, June 15, 2016、al-Hayat, June 16, 2016、Iraqi News, June 15, 2016、Kull-na Shuraka’, June 15, 2016、al-Mada Press, June 15, 2016、Naharnet, June 15, 2016、NNA, June 15, 2016、Reuters, June 15, 2016、SANA, June 15, 2016、UPI, June 15, 2016などをもとに作成。
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