AKI(6月15日付)は、民主的変革諸勢力国民調整委員会の複数の幹部筋の話として、ベルギーの首都ブリュッセルでのシリア革命反体制勢力国民連立、欧州対外行動庁(EEAS)の会合で、調整委員会がジュネーブ3会議第4ラウンドの交渉に、西クルディスタン移行期民政局を主導する民主統一党を参加させるべきと強く主張したと伝えた。
民主的変革諸勢力国民調整委員会とシリア革命反体制勢力国民連立はともにリヤド最高交渉委員会を参加している。
民主統一党は民主的変革諸勢力国民調整委員会に長らく加盟していたが、2015年末のリヤド最高交渉委員会の設置をめぐる動きから排除され、ジュネーブ3会議への代表団の派遣を阻止されていることに抗議し、委員会を脱会している。
なお、民主統一党(そして同党が主導する西クルディスタン移行期民政局)、民主的変革諸勢力国民調整委員会は、ジュネーブ2会議以降ロシアが継続してきた和平協議に向けた準備交渉(モスクワ・プロセス)における「反体制派」の主要メンバーであり、ジュネーブ3会議においてロシアが参加を求めた「モスクワ・リスト」にも名を連ねている。
AFP, June 15, 2016、AKI, June 15, 2016、AP, June 15, 2016、ARA News, June 15, 2016、Champress, June 15, 2016、al-Hayat, June 16, 2016、Iraqi News, June 15, 2016、Kull-na Shuraka’, June 15, 2016、al-Mada Press, June 15, 2016、Naharnet, June 15, 2016、NNA, June 15, 2016、Reuters, June 15, 2016、SANA, June 15, 2016、UPI, June 15, 2016などをもとに作成。
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