バッシャール・ジャアファリー国連シリア代表は安保理に書簡を提出、トルコ軍が5月にイドリブ県カーフ村、アティマ村、アクラバート村に重機を投入し、陣地、監視施設などを設営、また6月にはハサカ県カーミシュリー市北西部に全長150メートルの堀を掘削したと報告した。
またジャアファリー国連シリア代表は、トルコ当局がアレッポ県アーブ・サラーム国境通行所を秘密裏に開放し、同地から重火器、戦車などを搬入、スルターン・ムラード旅団、シャーム自由人イスラーム運動、シャームの民のヌスラ戦線、シャーム軍団に供与していると主張、これを批判した。
なお、19日には、トルコ軍国境警備隊がシリア領内(イドリブ県ヒルバト・ジャウズ村近郊)に発砲し、難民11人を殺害した事件が発生している。
『ハヤート』(6月21日付)が伝えた。
AFP, June 20, 2016、AP, June 20, 2016、ARA News, June 20, 2016、Champress, June 20, 2016、al-Hayat, June 21, 2016、Iraqi News, June 20, 2016、Kull-na Shuraka’, June 20, 2016、al-Mada Press, June 20, 2016、Naharnet, June 20, 2016、NNA, June 20, 2016、Reuters, June 20, 2016、SANA, June 20, 2016、UPI, June 20, 2016などをもとに作成。
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