ラッカ県では、シリア人権監視団によると、ハマー県・アレッポ県との県境に位置する「三角地帯」を通るイスリヤー村・ラサーファ村街道のアブー・アラージュ村東部で、ダーイシュ(イスラーム国)が敷設した地雷が爆発し、ロシア軍兵士3人が負傷した。
これに関して、ダーイシュの広報部門アアマーク通信は、イスリヤー村・ラッカ市街道(アンバージュ村・アブー・アラージュ村間)での21日の戦闘でロシア軍兵士3人を殺害したと発表し、殺害した兵士が持っていたとする写真を公開した。
しかし、ロシア外務省はこれを否定した。
シリア人権監視団によると、ラッカ県南西部でのダーイシュの砲撃により、シリア軍のハサン・サアドゥーン少将(第10師団参謀長)が戦死した。
一方、SANA(6月23日付)によると、シリア軍がタブカ市南部のダーイシュ(イスラーム国)拠点を空爆した。
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アレッポ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)が、マンビジュ市と並ぶ県内のダーイシュ(イスラーム国)の拠点都市であるバーブ市各所を20回にわたり空爆した。
戦闘機はまた、ダーイシュの支配下にあるアレッポ市東方のマスカナ市、リッダ村、マフドゥーム村一帯を空爆、これにより女性1人が死亡した。
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ヒムス県では、シリア人権監視団によると、シリア軍がタドムル市・スフナ市街道一帯でダーイシュ(イスラーム国)と交戦した。
AFP, June 23, 2016、AP, June 23, 2016、ARA News, June 23, 2016、Champress, June 23, 2016、al-Hayat, June 24, 2016、Iraqi News, June 23, 2016、Kull-na Shuraka’, June 23, 2016、June 23, 2016、al-Mada Press, June 23, 2016、Naharnet, June 23, 2016、NNA, June 23, 2016、Reuters, June 23, 2016、SANA, June 23, 2016、UPI, June 23, 2016などをもとに作成。
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