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ロシア軍兵士がアレッポ市郊外での地雷撤去作業中に爆死(2016年7月22日)

ロシア国防省は声明を出し、アレッポ県内で地雷撤去作業を行っていた当事者和解調整センター(シリア駐留ロシア軍司令部付)に随行していたロシア軍兵士1人が、地雷の爆発によって重傷を負い、死亡したと発表した。

しかし、これに関して、トルコが支援するシリア・ムスリム同胞団系のシャーム軍団は、このロシア軍兵士が、アレッポ市北部郊外のシャイフ・ユースフ丘の施設に妨害電波機器を設置中に、反体制武装集団のミサイル攻撃を受けて死亡したと主張した。

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ロシア国防省は、ラタキア県フマイミーム航空基地のシリア駐留ロシア軍司令部に設置された当事者和解調整センターが、7月21日に4件の停戦違反が発生したことを確認したと発表した。

停戦違反はダマスカス郊外県で発生し、イスラーム軍などが砲撃を行ったという。

米・ロシアによる敵対行為停止合意が発効した2月27日以降の停戦違反件総数は803件。

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一方、シリア人権監視団は、アレッポ市に対するシリア軍、ロシア軍の過去3ヶ月間の空爆で、民間人955人が死亡したと発表した。

うち子供は219人、女性は144人だという。

AFP, July 22, 2016、AP, July 22, 2016、ARA News, July 22, 2016、Champress, July 22, 2016、al-Hayat, July 23, 2016、Iraqi News, July 22, 2016、Kull-na Shuraka’, July 22, 2016、al-Mada Press, July 22, 2016、Naharnet, July 22, 2016、NNA, July 22, 2016、Reuters, July 22, 2016、SANA, July 22, 2016、UPI, July 22, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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