シリア人権監視団によると、シリア軍は、反体制武装集団が籠城するアレッポ市東部街区と外界を結ぶ回廊を4カ所に設置、また軍ヘリコプターが人道回廊の位置を知らせるビラを空中散布し、街区内の住民に退去を呼びかけた。
回廊は、①北部交差点・ライラムーン交差点、②ブスターン・カスル地区・マシャーリカ地区、③サイフ・ダウラ公園・ハムダーニーヤ競技場およびダマスカス・アレッポ国際幹線道路、④シャイフ・サイード・モスク・ハーディル村の間に設置されたという。
一方、SANA(7月28日付)によると、アレッポ県のムハンマド・マルワーン・アルビー知事は、住民の避難に向け、人道回廊を3カ所に開通させたと発表した。
しかし、ドゥラル・シャーミーヤ(7月28日付)は、「革命家たちの支配地域につながるいかなる人道回廊も開通していない」と主張、これを否定した。
AFP, July 28, 2016、AP, July 28, 2016、ARA News, July 28, 2016、Champress, July 28, 2016、al-Durar al-Shamiya, July 28, 2016、al-Hayat, July 29, 2016、Iraqi News, July 28, 2016、Kull-na Shuraka’, July 28, 2016、al-Mada Press, July 28, 2016、Naharnet, July 28, 2016、NNA, July 28, 2016、Reuters, July 28, 2016、SANA, July 28, 2016、UPI, July 28, 2016などをもとに作成。
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