ファトフ軍支配下のイドリブ県での爆撃でホワイト・ヘルメット拠点が被弾(2016年8月7日)

イドリブ県では、シリア人権監視団によると、戦闘機(所属明示せず)がファトフ軍支配下のサラーキブ市、カフルヌブル市、カフルアミーム村を空爆し、サラーキブ市の民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)の拠点が被弾した。

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ラタキア県では、ARA News(8月7日付)によると、シャームの民のヌスラ戦線(シャーム・ファトフ戦線)、トルキスターン・イスラーム党などからなる「ヤルムークの戦い」作戦司令室は、クルド山に位置するシャルフ村、シャルフ砦一帯に侵攻し、シリア軍と交戦した。

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ダマスカス郊外県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍が予備部隊の支援を受け、ジハード主義武装集団と交戦し、フーシュ・ナスリー村の大部分を制圧した。

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ダルアー県では、SANA(8月7日付)によると、シリア軍がダルアー市郊外のタファス市・ヤードゥーダ村街道で反体制武装集団を要撃した。

また2016年政令第15号の恩赦を受け、264人の指名手配者が出頭、免罪となった。

AFP, August 7, 2016、AP, August 7, 2016、ARA News, August 7, 2016、Champress, August 7, 2016、al-Hayat, August 8, 2016、Iraqi News, August 7, 2016、Kull-na Shuraka’, August 7, 2016、al-Mada Press, August 7, 2016、Naharnet, August 7, 2016、NNA, August 7, 2016、Reuters, August 7, 2016、SANA, August 7, 2016、UPI, August 7, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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