アレッポ県では、ロイター通信(8月11日付)によると、アレッポ市内で10日、「樽爆弾」に装填されたと塩素と思われる有毒ガスにより、複数人が死亡、数十人がクドス病院に搬送された。
クドス病院を経営するハムザ・ハティーブを名のる人物がロイター通信のカメラマンに述べたところによると、死者は4人、負傷者が55人で、7人が現在も治療を受けているという。
一方、民間防衛隊(ホワイト・ヘルメット)によると、3人が死亡、22人が負傷したという。
クドス病院のハティーブ氏によると、患者の衣服に付着していた「樽爆弾」の破片を証拠として保管しているという。
また、アフマド・ハーリディーを名のる地元の活動家は、ARA News(8月11日付)に対して、ヘリコプターがアレッポ市ズブディーヤ地区に多数の「樽爆弾」を投下、「清掃用の塩素物質に非常によく似た臭いが拡がり、複数の民間人がこの有毒ガスを吸引し気絶、救急チームが死傷社を診察所に搬送した」と述べた。
AFP, August 11, 2016、AP, August 11, 2016、ARA News, August 11, 2016、Champress, August 11, 2016、al-Hayat, August 12, 2016、Iraqi News, August 11, 2016、Kull-na Shuraka’, August 11, 2016、al-Mada Press, August 11, 2016、Naharnet, August 11, 2016、NNA, August 11, 2016、Reuters, August 11, 2016、SANA, August 11, 2016、UPI, August 11, 2016などをもとに作成。
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