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2014年2月14日のシリア情勢:レバノンの動き

サウジアラビアで事実上の亡命生活を送るサアド・ハリーリー元首相は、ベイルートで行われたムスタクバル潮流による父ラフィーク・ハリーリー元首相追悼記念集会に向けてビデオ演説を行った。

演説のなかでハリーリー元首相は「ムスタクバル潮流は、ヒズブッラー、イラク・シャーム・イスラーム国(ダーイシュ)、シャームの民のヌスラ戦線のイメージのなかにある身を置くことを拒否する。ヒズブッラーとアル=カーイダの戦争に同潮流とレバノンのスンナ派が巻き込まれることを拒否する…。ムスタクバル潮流は、ラフィーク・ハリーリーのイメージのなかに身を置くか、さもなければその存在を止めるだろう」と述べた。

またハリーリー元首相は、ナビーフ・ビッリー国民議会議長に向けてメッセージを発し、ヒズブッラーをシリアから撤退させるよう呼びかけた。

Naharnet, February 14, 2014

AFP, February 14, 2014、AP, February 14, 2014、Champress, February 14, 2014、al-Hayat, February 15, 2014、Iraqinews.com, February 14, 2014、Kull-na Shuraka’, February 14, 2014、Naharnet, February 14, 2014、NNA, February 14, 2014、Reuters, February 14, 2014、Rihab News, February 15, 2014、SANA, February 14, 2014、UPI, February 14, 2014などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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