イドリブ県では、トルコ国境とアレッポ県との県境に位置するアティマ村の国境通行所でバスを狙った爆破テロが発生し、多数の死者が出た。
この爆破テロに関して、ダーイシュ(イスラーム国)がテレグラム・メッセンジャーを通じて声明を出し、「シャーム軍団とヌールッディーン・ザンキー運動の背教者どもがアレッポ北部郊外でイスラーム国との戦闘に向かおうとしていたところを、イドリブ郊外のアティマ国境通行所で狙い…50人を殺害した」と発表、犯行を認めた。
シリア人権監視団によると、自爆テロはアティマ国境通行所に近くでバスに仕掛けられた爆弾が爆発して起こり、少なくとも32人が死亡たという。
このバスには、アレッポ県での戦闘に参加しようとしていた戦闘員が乗っており、死亡したのは戦闘員だという。
同監視団によると、トルコの諜報機関は反体制武装集団に対して、自爆犯がハタイ県側からアティマ国境通行所を越えてシリア領内に入り、戦闘員が乗ったバスを狙って自爆ベルトを爆発させ、爆発によってトルコ軍兵士2人も死亡したと話しているという。
一方、CNN Turk(8月15日付)によると、爆発は国境通行所に近いシリア人難民キャンプの入口で発生したという。
AFP, August 15, 2016、AP, August 15, 2016、ARA News, August 15, 2016、Champress, August 15, 2016、CNN Turk, August 15, 2016、al-Hayat, August 16, 2016、Iraqi News, August 15, 2016、Kull-na Shuraka’, August 15, 2016、al-Mada Press, August 15, 2016、Naharnet, August 15, 2016、NNA, August 15, 2016、Reuters, August 15, 2016、SANA, August 15, 2016、UPI, August 15, 2016などをもとに作成。
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ナハールネット(11月21日付…
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