ダマスカス郊外県では、SANA(8月25日付)によると、西グータ地方における反体制武装集団(イスラーム軍など)の拠点都市であるダーライヤー市で停戦合意が成立した。
ダーライヤー市長のマルワーン・ウバイド氏がSANA特派員に明らかにしたところによると、停戦合意は、①ダーライヤー市の正常化、②同市内の住民約4,000人のダマスカス県およびダマスカス郊外県に設置された仮設居住施設への移送、③同市内で籠城を続けてきた戦闘員700人の中火器および重火器のシリア軍への引き渡しとイドリブ市への退去、を骨子とするという。
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これに関して、シリア人権監視団も、シリア政府当局とダーライヤー市で活動する諸派との間で交渉が行われ、同市での停戦が発効したと発表した。
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クッルナー・シュラカー(8月25日付)によると、ダーライヤー市内には約8,300人の民間人が反体制武装集団とともに籠城を続けてきた。
AFP, August 25, 2016、AP, August 25, 2016、ARA News, August 25, 2016、Champress, August 25, 2016、al-Hayat, August 26, 2016、Iraqi News, August 25, 2016、Kull-na Shuraka’, August 25, 2016、al-Mada Press, August 25, 2016、Naharnet, August 25, 2016、NNA, August 25, 2016、Reuters, August 25, 2016、SANA, August 25, 2016、UPI, August 25, 2016などをもとに作成。
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