アレッポ市地元評議会はカースティールー街道を経由した人道支援物資受け入れを受諾する一方、リヤド交渉委員会は米国・ロシアの新停戦合意に賛否両論(2016年9月10日)

クッルナー・シュラカー(9月10日付)によると、アレッポ市地元評議会は、9日の米国・ロシアの新停戦合意を受けて、アレッポ市北部のカースティールー街道を経由した人道支援物資搬入を受諾したとする声明をSNSを通じて発表した。

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リヤド最高交渉委員会のバスマ・カドマーニー氏は声明を出し、米国・ロシアの新停戦合意に関して「実施されれば歓迎する」と発表した。

しかし、リヤード・ナアサーン・アーガー報道官は報道声明を出し「シリアの当事者は交渉には参加していなかった。米国・ロシアの両外相による合意は、シリアのスンナ派に対する戦争だ…。合意は…テロとの戦いを口実としてシリアのすべての都市を破壊するのを正当化するものだ」と批判した。

ARA News(9月10日付)が伝えた。

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トルコ外務省は、米国・ロシアによる新停戦合意に歓迎の意を示した。

AFP, September 10, 2016、AP, September 10, 2016、ARA News, September 10, 2016、Champress, September 10, 2016、al-Hayat, September 11, 2016、Iraqi News, September 10, 2016、Kull-na Shuraka’, September 10, 2016、al-Mada Press, September 10, 2016、Naharnet, September 10, 2016、NNA, September 10, 2016、Reuters, September 10, 2016、SANA, September 10, 2016、UPI, September 10, 2016などをもとに作成。

(C)青山弘之 All rights reserved.

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